虚偽の説明で連鎖販売をしていたとして、経済産業省は7日、情報サービス会社「ワースワイル・ドット・コム」(仙台市)に対し、特定商取引法に基づき、8日から3か月間の連鎖販売取引停止命令を出した。
同省によると、同社は「会員になると広告収入が得られるホームページが持てる」とうたい、携帯電話専用のホームページ作りを支援するサービス「ホットクリック」を約12万円で販売。会員たちは「権利さえ持っていれば、月5万円の収入がある」「新会員を紹介できなくても最低7万円もうかる」など虚偽の説明で新規会員を募っていた。
同社は2002年6月からこのサービスを始め、全国6か所で支店を運営。これまでに会員になった人は3万人に上るという。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090807-OYT1T00811.htm