今季限りで閉鎖予定の広島市中区の広島市民球場に、最後の球春が到来した。広島東洋カープは7日、今年初の地元でのオープン戦となる楽天戦に臨んだ。待ちかねた1万2557人のファンが声援を送った。
開始前、新加入の7選手がスタンドへボールをプレゼント。試合中には客席で記念撮影する姿が目立ち、名物「カープうどん」の売店には行列ができた。
同球場でのオープン戦は残り3試合で、22日の阪神戦が最終戦となる。
【写真説明】観客席のファンに向け、ボールを投げる岩本貴裕外野手(右端)ら新加入選手たち(撮影・浜岡学)