尾道市因島中庄町の因北小で6日夜、灯(あか)りまつりがあった。「卒業する6年生との思い出づくり」にと同小PTAが企画した。
校庭に、ろうそくの入った724個のぼんぼりで「2009 因北小」の文字と、卒業を祝福する桜の花びらが描かれた。図案は6年生が考え、PTAまつり実行委のメンバーらが並べた。ぼんぼりは昨秋の「尾道灯りまつり」のために全校児童362人が2個ずつ作ったものを使った。
日が暮れると児童や家族連れが訪れ、灯りの幻想的な雰囲気と、同小教諭吉田貴志さん(48)と会社員村上晶さん(37)によるミニライブを楽しんだ。
【写真説明】ぼんぼりの灯りで「2009 因北小」の文字と桜の花びらが浮かび上がった校庭