17年目を迎えたサッカーのJリーグが7日、開幕した。二部(J2)から一部(J1)に復帰したサンフレッチェ広島は、横浜市の日産スタジアムで横浜F・マリノスと対戦し、4—2の逆転勝利で復帰戦を飾った。
前半3分に先制を許したが、同19分にDF槙野智章選手(21)がヘディングシュートを決めて、勢いづいた。同24分にFW佐藤寿人選手(26)が勝ち越しゴール。広島の特長である「人もボールも動くサッカー」をJ1の舞台でも披露した。
J1での白星は2007年9月1日の横浜FC戦以来。球団として、J1通算199勝目を挙げた。
地元初戦は15日、広島市安佐南区の広島ビッグアーチで、大宮アルディージャと対戦する。
【写真説明】横浜M戦の前半38分、ゴールを決めた柏木選手⑩に駆け寄って喜ぶ広島イレブン(撮影・荒木肇)