6日午前の東京株式市場は、前日の米国株式の急落や外国為替市場が円高に振れたことを嫌気し、主力株を中心に幅広い業種の銘柄が売られた。日経平均株価(225種)は大幅反落。一時、前日終値比246円安の7187円まで下落した。
午前の終値は、228円54銭安の7204円95銭。全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)も16・45ポイント安の725・10。出来高は約9億6200万株。
欧米の金融危機が再燃、世界景気が一段と悪化するとの懸念が広がり、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)の経営不安も投資家心理を冷やしたことから、銀行、自動車、電機株などが大きく値下がりし、平均株価7200円を挟んで推移した。