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2009年03月06日(金) 06時34分

米大手小売り0・1%減 2月はマイナス幅が縮小東京新聞

 【ニューヨーク5日共同】米国の国際ショッピングセンター協会(ICSC)が5日発表した2月の米主要小売りチェーン各社の既存店売上高は前年同月比0・1%減となり、前年実績割れが5カ月連続ながら、マイナス幅は1月の1・6%減から大幅に縮小した。

 ICSCは「予想以上に良かった。先行き回復に向かう兆しかもしれない」とし、3月については横ばいから1%減程度となるとの見通しを示した。

 低価格を売り物にする米小売り最大手ウォルマート・ストアーズが4・5%増と大きく業績を伸ばした。

 百貨店、衣料品チェーンは引き続き苦戦。ただ、1月に16・4%減だった百貨店J・C・ペニーは2月は8・8%減に、同様に23・0%も落ち込んでいた衣料品大手のギャップは12・0%減となるなど改善が目立った。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009030601000030.html