民主党の小沢一郎代表は6日午前、党本部で石井一副代表と会談し、西松建設の巨額献金事件をめぐり「必要があれば、どこにでも出ていって説明する」と述べ、一層の説明責任を果たす考えを表明した。石井氏が記者団に明らかにした。
小沢氏は同時に、公設秘書逮捕後の経緯について、週明けの党常任幹事会で説明する意向も示した。さらに「なぜこんなことが起こるのか」と、検察の捜査を重ねて批判したという。
小沢氏は4日の記者会見で、西松建設側からの企業献金とは知らなかったと明言。だが、1995年ごろ以降、毎年2500円前後を献金するよう調整していたことが判明するなどしていることから、さらなる説明が必要と判断したとみられる。
(2009年3月6日13時13分 スポーツ報知)
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