【ロンドン6日共同】4月2日に開かれる20カ国・地域(G20)の第2回首脳会合(金融サミット)出席のためロンドン入りするオバマ米大統領が、前日にエリザベス女王と会談することになった。公式訪問ではない米大統領と英女王が面会するのは異例。英紙デーリー・テレグラフ(電子版)が5日伝えた。
同日まで訪米していたブラウン英首相は、オバマ大統領と米英の「特別な関係」を確認したばかり。米当局者は両国家元首の初顔合わせを「非公式な公式会合」と表現。儀礼的訪問以上の意味があることを示唆した。
同紙によると、大統領は3月31日にロンドン入りし、4月1日にバッキンガム宮殿で女王に面会。同夜にはブラウン首相夫妻主催の公式夕食会に出席する。
1952年に即位した女王が米大統領と面会するのは、オバマ大統領で12人目になる。