野球の国・地域別対抗戦、第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンドA組第2日は6日、東京ドームで1回戦を行い、韓国が9−0で台湾に大勝した。これで7日夜の2回戦は日本と韓国の顔合わせとなり、勝った方がA組2位以上を確定、米サンディエゴで行われる2次ラウンド1組への進出が決まる。
先発は日本が松坂(レッドソックス)、韓国が金広鉉の両エースに決まった。
連覇を目指す日本はこの日、試合がなく、神宮球場の室内練習場で練習を行った。松坂はキャッチボール、ランニングなどで調整。初戦の中国戦(5日)で5打数無安打のイチロー(マリナーズ)は早めに練習場に現れ打撃練習をこなした。
韓国は1回に李晋映の満塁本塁打などで6点を奪い、6回にも鄭根宇が左中間へ2点本塁打するなど圧倒。先発の柳賢振ら4投手で台湾打線を無得点に封じた。台湾は7日の敗者復活1回戦に回り、中国と対戦する。