フリースタイルスキー世界選手権猪苗代大会は7日、福島県猪苗代町のリステルパークでモーグルを実施し、女子の上村愛子(北野建設)が初の世界一を目指す。6日は公式練習が行われ、上村のほか伊藤みき(中京大)里谷多英(フジテレビ)、男子の附田雄剛、上野修(ともにリステル)ら8人の日本勢全員が最終調整した。
初優勝を目指す上村は途中で左ひざの痛みを訴えたが「体が後ろに傾くと痛みが出る。心配ない。好調に変わるサイン」と話した。マッサージを受けた後は本番さながらの滑りを見せた。
今大会で3位以内に入れば、来年のバンクーバー冬季五輪代表に内定する。上村は「期待に応えられるように自分らしい滑りをする」と意気込んだ。