自動車のF1シリーズからの撤退を決めたホンダは6日、保有していたF1チーム(本拠地は英国)を売却すると発表した。新たにオーナーとなるのは、これまでチームを支えてきたロス・ブラウン代表。
今後はブラウン氏がF1参戦を継続し、エンジンはメルセデス・ベンツから供給を受ける。正ドライバーには、引き続きジェンソン・バトン(英国)とルーベンス・バリケロ(ブラジル)を起用する。
ホンダは金融危機の影響で経営状態が悪化し、昨年12月にF1シリーズからの撤退を表明。英ヴァージン・グループなどとチームの売却交渉を進めたが不調に終わった。