文部科学省は6日、国公立大入試2次試験の中・後期日程で、大学入試センター試験の成績で受験生を門前払いする「2段階選抜」の不合格者が、昨年より1615人少ない3527人だったと発表した。東大は10日に発表するので含まない。
前期日程を含めた2段階選抜の不合格者は延べ6157人だった。
中・後期日程で2段階選抜を予告していた国立30大学83学部、公立15大学30学部のうち、実施したのは国立15大学23学部、公立5大学5学部だった。
2段階選抜の取りやめや実施倍率の緩和で、門前払いとならなかったのは計7552人。
国立で不合格者が最多だったのは一橋大で879人。次いで山梨大371人、神戸大289人。公立は大阪市立大が220人で最多、福島県立医科大が90人、名古屋市立大が64人などだった。