日本航空は6日、来春入社する2010年度の客室乗務員(新卒、契約社員)の採用計画数を、09年度比半減となる約100人にすると発表した。旅客数が落ち込んでいるため、採用を抑制して収支の悪化を防ぐ。
10年度は羽田、成田両空港の発着枠拡大に備え、当初は09年度と同規模の採用数を見込んでいたが、金融危機による想定外の売り上げ減のため絞り込むという。
一方、小型機を運航する子会社のJALエクスプレスも同日、今秋以降に入社する09−10年度の客室乗務員(契約社員、既卒者含む)約100人を募集すると発表。約2割抑制する。