日本自動車販売協会連合会(自販連)は5日、2月の軽自動車を除く車名別の新車販売台数を発表、ホンダが2月6日に発売した環境対応の新型ハイブリッド車「インサイト」が、4906台で10位に入った。
燃費性能の良さなどから、中高年や家族向け中心に売れ行きが好調だった。
一方、トヨタのハイブリッド車「プリウス」は前年同月比22・2%減の4524台で12位となり、1月の5位から順位を落とした。不況による新車全体の販売低迷に加え、インサイトとの競合が響いた格好だ。
インサイトは割安感を出すため、最低価格をプリウスより安い約190万円に抑えたのが特徴。2月は目標の3倍に当たる1万5000台の受注を集めた。