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2009年03月05日(木) 11時34分

東証、一時7500円回復 中国の景気刺激策など期待東京新聞

 5日午前の東京株式市場は、前日の欧米主要株式市場がそろって上昇したことに加え、この日、中国の全国人民代表大会(全人代)が開幕し、大規模な景気刺激策への期待が高まったことで、主力株中心に幅広い業種の銘柄が買われた。日経平均株価(225種)は大幅続伸し、一時、前日終値比241円91銭高の7532円87銭まで上昇。取引時間中としては約1週間ぶりに7500円を回復した。

 午前の終値は、196円90銭高の7487円86銭。全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)も16・30ポイント高の748・34。出来高は約12億100万株。

 米ニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均が6営業日ぶりに大幅反発し、海外市場への不安感がひとまず薄らいだ。外国為替市場が1ドル=99円台前半の円安となったことも、買い安心感につながった。鉄鋼、機械、電機株などが大幅に値上がりした。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009030501000274.html