皇太子ご夫妻は5日夜、東京都文京区の東京ドームで開かれた第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンドA組の開幕戦、日本対中国の試合を観戦された。ご夫妻は3年前の第1回大会も対韓国戦を観戦している。
バックネット裏の貴賓席に到着したご夫妻の姿がドーム内の大型画面に映し出されると、スタンドから拍手がわき上がり、ご夫妻は立ち上がって笑顔で応えた。
試合中は、日本代表監督相談役の王貞治さんが説明役を務め、日本が優位に進めた試合を予定時間をオーバーして7回まで観戦。村田修一内野手(横浜)が2点本塁打を打った場面では大きな拍手を送っていた。
始球式から貴賓席に戻った王さんに、皇太子さまが「ナイスピッチングです」と声を掛けたといい、王さんは「ご夫妻は野球への関心が高い。たくさん質問があったのでびっくりした」と話していた。