新党大地の鈴木宗男衆院議員(61)は4日、民主党・小沢一郎代表(66)の秘書の逮捕について、「なんでこの時期にと思い、正直驚いた。大きな権力が働いている感じがする。国策捜査の一環だと思いますね」と語った。
自身のバッシングが吹き荒れた02年、政治資金規制法違反など4つの罪に問われ逮捕された。その際に秘書らも逮捕された例をあげながら、「検察が暴走すると大変なことになる。秘書さんが検察の誘導や、高圧的な取り調べに耐えられるかどうか」と語った。
これまで、著書などで検察のやり方を批判、自らの無罪を主張してきた宗男氏は「検察は正義の味方だと思っているだろうけど、自分の事件からしても(捜査を)恣意(しい)的、意図的にやります」と指摘。今回の秘書の逮捕時期については「本当に自信があるなら、もっとタイミングをみていいと思う。(検察の能力が)劣化していることは間違いない」と話した。
小沢氏が4日の会見で代表辞任を否定したことには「もし小沢さんに思い当たる節があるなら、辞めているでしょう。また、40分も明確な記者会見をした。小沢さんは自信を持っているなという印象を受けました」と語っていた。
(2009年3月5日06時02分 スポーツ報知)
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