フリースタイルスキーの世界選手権猪苗代大会第4日は5日、福島県磐梯町のアルツ磐梯でハーフパイプ(HP)を行い、女子で22歳の松浦絵美(バンプス)が30・8点で7位に入った。モーグルで五輪に出場した畑中みゆき(ジョックス)は10位だった。
このほかの日本勢はすべて予選落ち。女子の岡田菜穂子(白馬ク)は14位で三星マナミ(雪浜ク)は16位。男子は丹野幹也(AP山形)の18位が最高で、津田健太朗(片品ク)は19位、寺田斉史(フッド)が23位、桑原裕希(ホワイトラビットクルー)は26位だった。
男子はケバン・ロラン(フランス)、女子はビルジニ・フェーブル(スイス)が優勝した。
HPはスノーボードと同様に半筒状のコースの縁から飛び上がって、回転やスキーをつかむなどの演技を繰り返し、技の難度や完成度を競う。五輪では実施されない。