柔道の世界選手権(8月・ロッテルダム=オランダ)の代表選考会を兼ねた全日本選抜体重別選手権(4月4、5日・福岡国際センター)の組み合わせ抽選会が5日、福岡市内で行われ、北京五輪で2連覇を果たした男子66キロ級の内柴正人(旭化成)は1回戦で小倉武蔵(筑波大)と対戦することになった。
女子63キロ級で同じく五輪2連覇の谷本歩実(コマツ)は1回戦で渡辺華奈(東海大)と対戦。谷亮子(トヨタ自動車)が第2子妊娠のため欠場する同48キロ級は、昨年の決勝で谷を破って優勝した山岸絵美(三井住友海上)が第1シードとなった。
各階級の代表は5日の競技終了後に発表される。ただし、男子100キロ超級は4月の全日本選手権、女子78キロ超級も同月の全日本女子選手権の後にそれぞれ決定される。