原辰徳監督率いる「侍ジャパン」が大会連覇に向けて初陣へ−。野球の国・地域別対抗戦、第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は5日午後6時半、東京ドームでの日本−中国で開幕する。
日本の先発は昨季16勝を挙げたダルビッシュ有投手(日本ハム)。前回大会の優勝に大きく貢献したイチロー外野手(マリナーズ)は1番打者としてチームを引っ張る。
東京ドームには早朝から観客が列をつくり、午前11時ごろには約400人が並んだ。午前6時半には球場に着いたという川崎市のバス運転手海老原敦さん(45)は「日拓時代からの日本ハムファン。ダルビッシュを軸に連覇してほしい」と話した。
16の国・地域が参加するWBCは、4チームずつが4組に分かれ、敗者復活制を取り入れた変則トーナメントによる1次ラウンドを実施。各組2位までが2次ラウンドに進出する。決勝トーナメントは米ロサンゼルスで開催され、決勝は現地時間23日(日本時間24日)に行われる。