2月の車名別新車販売台数は、スズキの軽自動車「ワゴンR」が前年同月比3・0%増の2万1614台と、2位のダイハツ工業の軽自動車「ムーヴ」(12・2%増の2万699台)をかわし、3カ月連続の首位だった。日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が5日、発表した。
ホンダが2月6日に発売した新型ハイブリッド車「インサイト」は4906台と18位。軽自動車を除くランキングでは10位に食い込んだ。最低価格をハイブリッド車の先輩であるトヨタ自動車の「プリウス」より低い約190万円に設定したことが奏功。プリウスは1月の10位から20位に順位を下げた。
2月は10位以内のうち軽自動車が六車種を占め、1月より一車種増加。ほかの4車種も小型車が並び、不況下で車両価格が比較的安く、低燃費の車の人気が続いた。ワゴンRは2008年度を通じても5年連続の首位になる可能性が高まった。
日産自動車の軽自動車「モコ」(7187台)が10位に入ったのを除くと首位から9位まで1月と同じ順位となり、変化に乏しい結果となった。
3位のダイハツの軽自動車「タント」は9・9%減の1万4352台だった。
(2009年3月5日19時34分 スポーツ報知)
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