民主党北海道連は5日、道内の地方議員や党員、サポーター約1万6000人と道民に、道内の特定非営利活動法人(NPO法人)に助成している札幌市のNPO法人「北海道NPO越智基金」への定額給付金の寄付を呼び掛けた。
寄付の額は自由で、基金の口座に振り込む。基金は3月末までに、助成を希望するNPOから申し込みを受け付け、雇用を支援している団体を中心に配分を決める。
道連の佐野法充幹事長は「受け取らないと国庫に戻るだけ。ホームレスなど社会的弱者が厳しい状況にあり、支援するNPOに寄付したい」と話している。ただし道内選出の国会議員は党本部の方針で受け取りを辞退するため、寄付はしない。
越智基金は1997年に死亡した元教員越智喜代秋さんの遺産を基に設立され、2008年までに約300団体に計約1900万円を助成している。