5日朝、首都圏のJRで飛び込み自殺とみられる人身事故が相次ぎ、ダイヤが大きく乱れた。JR東日本によると、通勤通学客22万人以上が影響を受けた。
午前7時25分ごろ、東京都国分寺市のJR国分寺駅で男性がホームから落ち、大月発東京行き通勤特快電車にはねられ死亡した。中央線は東京−高尾の上下線で一時運転を見合わせ、18本が運休した。小金井署によると、自殺を図ったとみられる。
午前8時20分ごろには横浜市のJR鶴見駅京浜東北線ホームでも男性が転落、普通電車にはねられ死亡。京浜東北線のほか、並行する東海道、横須賀線も約30分間運転を見合わせ、計20本が運休した。