国土交通省成田空港事務所に入った連絡によると、5日午前8時20分ごろ、パリ発成田行きのエールフランス276便(乗客261人、乗員16人)が乱気流に巻き込まれ、客室乗務員2人が負傷した。
千葉県成田市消防本部によると、2人はいずれもフランス人の男性(39)と女性(45)で、背中と腰を打っており、近くの病院に運ばれた。病院によると2人は軽傷。乗客にけが人はいないもよう。
国交省によると、同便はボーイング777—200型。新潟空港の上空、高度約7600メートルを飛行中、乱気流に巻き込まれた。午前8時50分ごろ、成田空港に到着した。
成田国際空港署が当時の状況について、乗務員と乗客から詳しい事情を聴いている。
スペイン観光から帰国した北里大4年の女性によると、機体の中央付近の座席にシートベルトをして座っていたとき、突然、2秒くらいふわっと体が浮き、機内のあちこちで悲鳴が上がったという。
(2009年3月5日12時49分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090305-OHT1T00159.htm