気象庁は4日、九州から関東甲信、北陸にかけて桜(ソメイヨシノ)の開花予想を発表した。2月の気温が平年に比べかなり高く、3月も高温が予想されることから今年も平年より早く開花するところが多くなるという。
予想によると最も早く咲くのは熊本の3月15日で、平年より9日早い。予想どおりなら熊本で歴代1位、全観測点でも同3位の記録になる。
九州で2月の平均気温が平年より3度も高かったのが理由で、17日の福岡、18日の大分、宮崎など平年より4—9日早い。静岡でも平年より8日早い20日、水戸で9日早い26日など、ほとんどの地点で平年より早いとしている。
一方で、3月に気温が高く全国的に開花が早かった昨年と比較すれば遅い地点もあり、東京は25日、京都は27日と平年よりは早いものの、昨年よりはいずれも3日遅いと予想。
東北は18日から、北海道は4月8日から予想を発表。気象庁は4月にかけて毎週、最新の予想に更新する。
(2009年3月4日18時30分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090304-OHT1T00194.htm