定額給付金の財源を確保するための関連法が4日午後に成立したことを受け、鳩山邦夫総務相は「定額給付金をもらって良かったなという空気が急速に広がっていくことを期待している。(自治体には)予想より前倒しで事務処理をしていただき、大変ありがたい」と述べた。国会内で記者団に語った。
総務省は同日午後、給付金を早期支給する自治体として新たに、兵庫県たつの市が6日、北海道上川町が9日、北海道乙部町が10日にそれぞれ始めると発表。総務省によると、たつの市は口座振り込み、上川、乙部両町は窓口での現金支給となる。
このほか北海道西興部村と青森県西目屋村が全国で最も早い5日から、和歌山県北山村も6日から支給を始める予定。