小泉純一郎元首相は4日、定額給付金の財源を確保する2008年度第2次補正予算関連法案を再議決する衆院本会議への欠席届を衆院に提出した。
自民党国対幹部は「欠席の理由は分からない。所用ではないか」と説明。小泉氏以外から欠席の連絡はないという。
小泉氏は2月12日、郵政民営化見直し発言をめぐり麻生太郎首相を批判した際に、3分の2以上の与党勢力による衆院再可決に慎重な考えを表明。同18日、訪問先のモスクワで欠席を明言した。
同調者の有無が焦点となっていたが、自民党執行部は小泉氏以外の欠席はほとんどないとみている。