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2009年03月04日(水) 16時27分

ガソリン平均価格110円30銭 7週連続の上昇東京新聞

 石油情報センターは4日、レギュラーガソリンの2日現在の全国平均小売価格が、前週と比べ1リットル当たり70銭高の110円30銭になったと発表した。7週連続の上昇。原油相場が落ち着いているため、わずかな上昇にとどまった。

 石油情報センターは「小幅な値動きが続きそうだ」と指摘。ただ、3月中旬の石油輸出国機構(OPEC)総会で原油の減産が議論されて相場が上昇した場合は「ガソリン価格に影響する可能性もある」とみている。

 37都道府県で平均価格が上昇。上げ幅が大きかったのは新潟県の3円10銭、富山県の2円80銭、香川県の2円30銭などだった。7県が値下がりし、3県は前週と変わらなかった。

 軽油は景気後退でトラック輸送需要などが減ったため価格が下がり、60銭安の100円30銭。灯油は暖冬傾向で需要が減り、18リットル入りの店頭価格が22円安の1184円となった。ハイオクは60銭高の121円10銭だった。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009030401000436.html