広島は4日、今季から使用するマツダスタジアムで約2時間、ナイター照明の中で初めてノックやシート打撃などを行ってグラウンドの状態を確認した。ブラウン監督は「前もって分かっていたけれど、広いなと感じた」と印象を口にした。
マツダスタジアムは外野が広くなり、塁間をのぞいて天然芝が敷かれているのが広島市民球場と異なる。中堅手の赤松は「左中間と右中間が深かった。外野手同士の声の連係とかを練習し、球場の癖を見抜いていかないといけない」と新球場に対応するための課題を挙げた。
現在は外観部分などを残して工事はほぼ完成しており、4月10日の中日3連戦から使用される。ブラウン監督は「照明も問題ない。選手も慣れていって、球場と一つになれるんじゃないかと思う」と話した。