原監督率いる「侍ジャパン」が大会連覇を目指す野球の国・地域別対抗戦、第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は5日、東京ドームで行われる1次ラウンドA組の日本−中国で開幕する。
開幕を翌日に控えた4日、同組の日本、韓国、台湾、中国の4チームが東京ドームで公式練習を行い、最後の調整をした。日本はフリー打撃を中心に軽めの調整。順当にいけば7日の韓国戦での登板が有力な松坂(レッドソックス)はブルペン入りした。5日の中国戦の先発マウンドはダルビッシュ(日本ハム)が務め、イチロー(マリナーズ)は1番に入ることが決まった。
WBCは16の国・地域の代表が4チームずつ4組に分かれて日本、メキシコ、カナダ、プエルトリコで敗者復活制を取り入れた変則トーナメントによる1次ラウンドを実施し、各組2位までが2次ラウンドに進出。決勝トーナメントは米ロサンゼルスで開催され、決勝は23日(日本時間24日)に争われる。