成田空港の手荷物検査場で昨年末、女性検査員にトレーを投げ付けたとして、千葉区検は4日、暴行の罪で警察庁キャリアだった増田貴行元警視(36)を略式起訴した。千葉簡裁は同日、罰金10万円の略式命令を出し、元警視は即日納付した。
起訴状によると、増田元警視は昨年12月24日正午ごろ、成田空港のファーストクラス専用のセキュリティーレーンで、男性化粧品の持ち込みを止められたことに腹を立て、女性検査員の右肩にトレーを投げ、当てたとしている。
増田元警視は今年1月、停職3カ月の懲戒処分を受け、辞職した。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009030401000581.html