国土交通省福山河川国道事務所は27日、三原市長谷地区にある国道2号交差点の長谷橋の改良計画説明会を現地で開いた。市や地元住民らと改善点などを点検し、国道の混雑解消のため事業化を進める橋の架け替えを円滑に進めるのが狙い。
計画では、仏通寺川をまたぐ片側1車線の長谷橋の北側約30メートルに新たな橋を架け替える。橋に入る手前の国道東詰めには、県道に抜けるための右折レーンを新設。混雑の解消を目指す。
この日の説明会には地元町内会の代表者ら15人が参加。新設する橋の場所などを現地で確認した。
新年度予算案に設計費など6000万円を盛り込んでおり、福山河川国道事務所は3月にも地元住民を対象にした説明会を開く方針。新年度に用地買収に入り、計画通り進めば2010年度着工、13年ごろに完成するという。
【写真説明】長谷橋東詰めで改良工事の内容を点検する参加者たち