愛知県豊橋市のウズラ飼育農家で、弱毒性とみられる鳥インフルエンザウイルスが確認されたのを受け、山口県は27日、県庁で対策連絡会議を開いた。県内のウズラ農家への立ち入り調査などを決め、同日から着手した。
県内では、岩国市と防府市の農家2戸が、採卵用に計420羽のウズラを飼育。ほかに6戸が愛玩用に26羽を飼っている。いずれも今のところ感染はしていないという。県は家畜伝染病予防法に基づき、27、28の両日に8戸を立ち入り調査。100羽以上を飼育する129の養鶏業者への立ち入り調査も3月中旬までに実施し、異常の有無を確認する。