広島市内は28日朝、薄い雲の間から春の穏やかな日差しが降り注いだ。22日からぐずついた天気が続いており、久々の陽気。3月中旬の温かさとなった。
中区の平和記念公園では100羽近いハトの群れが緑地帯で羽を休めていた。どのハトも、朝日の方角に頭を向けて並び、暖かい日差しを浴びながら羽づくろいや、うたた寝をしている様子だった。
広島地方気象台によるとこの日の中区の最低気温は4.3度で、平年より1.8度高かった。3月になっても平年より2、3度高い日が当分は続くという。
【写真説明】平和記念公園の緑地帯で、日差しを浴びるハトの群れ=28日午前8時40分(撮影・田中慎二)