尾道市土堂の尾道商業会議所記念館で27日、尾道港の歴史などを紹介する企画展「港まち 尾道」が始まった。船具や履物、傘などを売るために尾道の商人が明治—大正期に配ったチラシ「引札(ひきふだ)」や、約40年前の尾道港からの航路を示したパネルなど15点を展示。江戸期の絵図や大正期の絵はがきもある。同記念館は「展示が港町の良さを考える機会になれば」と来場を呼び掛けている。7月1日まで。
【写真説明】尾道港の歴史を紹介する展示を見る入館者
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200902280209.html