—不正の事実はいつ知ったのか。
渡辺理事長「26日の取材で指摘を受けて初めて知った。その後、理事会で徹底した調査を行い、私が理事長に就任する前に不正があったことが分かった」
—学内だけで実態の解明はできるのか。
「今、事実関係を調査している。その結果を待ちたい」
—理事長に就任したのが2003年3月。不正はそれ以前だけか。
「そうだ。就任以前に起こった問題だ。私が就任してから、試験問題は金庫にカギをかけて厳重に管理していた。不正はできない」
—不正をした前校長について。
「かつていた上司から指示を受けていたようだが、その後は自発的にやっていた。実際の試験問題から20〜30抜き出して、単語100題などのプリントとして配っていた。やけに的中するという話が話題になったようだ」
—「準会場」については。
「言える立場にない。だが、この制度は性善説によって成り立っている。本来は不正は起きるかもしれないという性悪説で成り立つべきだ」
(2009年2月28日06時02分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090228-OHT1T00056.htm