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2009年02月28日(土) 10時01分

山手橋一部開通、渋滞解消へ中国新聞

 芦田川を挟んで福山市本庄町と山手町を結ぶ山手橋(312メートル)架け替えの1次工事が終わり、市は27日、架け替えた新橋の一部を開通させた。

 車道と歩道がある幅9メートルの片側1車線で、この日午後1時前から利用が始まった。両側にあった歩道は当面は片側での利用となる。従来の幅6.5メートルの車道専用橋と、幅2.5メートルの歩道用側道橋は3月中旬から解体。全体の完成は2011年度末になる見通し。

 山手橋は都市計画道路の一部として市北部と中心部を結ぶ要衝だが、道幅が狭いうえに右折レーンがないため、朝夕を中心に渋滞が慢性化している。2次分を合わせた新橋の全体幅は19メートルで、総事業費は約32億円を見込んでいる。

【写真説明】架け替えの1次工事が終わり、利用が始まった山手橋の新橋

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200902280031.html