ドイツ政府は27日までに、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の第一コンサートマスターを約25年間務め、今年3月末に同フィルを退団する安永徹さん(57)に「ドイツ功労勲章功労十字小綬章」を授与した。
同フィルでの実績が、ドイツの文化・音楽に特別な貢献をしたのが理由。
安永さんは福岡県出身。1977年に同フィルに入団、83年に第一コンサートマスターに日本人では初めて就任。カラヤン、アバド、ラトルの3人の芸術監督の下で名門オケのまとめ役を担ってきた。退団後は、日本に戻ってソロ活動などを行う。(共同)
(2009年2月27日21時58分 スポーツ報知)
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