NHKの4放送局あてに銃弾とみられる金属片が送り付けられた事件で、警視庁捜査一課は27日、東京都渋谷区の放送センターに届いた金属片が、旧日本軍が使用していた38式歩兵銃の実弾であると明らかにした。
捜査一課は威力業務妨害の疑いで捜査。同一犯が送り付けたとみて、4か所に届いた金属片が同一の弾か調べている。
同課によると、実弾は雷管の機能が失われており、発射できない状態だった。劣化が進んでおり、無煙火薬が少量入っていた。
福岡放送局あてのものは、旧式の型のライフルの実弾だったことが判明している。
(2009年2月27日12時59分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090227-OHT1T00182.htm