エベレスト滑走や国内最高齢でのエベレスト登頂などで知られる世界的な冒険スキーヤーの三浦雄一郎さん(76)が、スキー場で転倒し骨盤を骨折していたことが26日、分かった。
三浦さんが社長を務める「ミウラ・ドルフィンズ」(東京都渋谷区)によると、三浦さんは今月19日、札幌市手稲区のサッポロテイネスキー場で大会用に作られたコブに乗り上げ、約2メートル下のコース外の道路に転落。腰を強打し骨折した。全治3か月、入院1か月の重傷だが、手術はしないという。
三浦さんは18日に日帰りで上京。若者や大人を元気づける著名人に贈られる「ジーンズフィフティ大賞」特別賞を受賞した。大賞に選ばれた映画監督の北野武さん(62)から「すごい体をしている」などと言われたという。札幌にいなかったため、コースが変更されていることに気付かず、転げ落ちてしまったが、いつものトークは全開で、上半身は至って元気。インターネットで注文した登山に関する本や、上半身だけの運動で治療を進めているという。
(2009年2月27日06時02分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090227-OHT1T00071.htm