1963年5月に日本海で操業中、2人の叔父とともに行方不明となり、現在は平壌で暮らす寺越武志さん(59)の母親の友枝さん(77)(金沢市)が27日、東京・永田町の内閣府を訪れ、寺越さんが日朝間を自由に行き来できるよう求める麻生首相と河村官房長官あての要請文を提出した。
寺越さんは2002年10月の一時帰国以来、日本へ戻っていない。友枝さんの要望に、内閣府側は「渡航証明書の発行など、前向きに検討する」などと答えたという。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090227-OYT1T01277.htm