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2009年02月27日(金) 15時04分

ゴリラ「ハナコ」死ぬ、推定42歳…おっとり・姉さん女房読売新聞

死んだ「ハナコ」=日本モンキーセンター提供

 愛知県犬山市の日本モンキーセンターで飼育されていた雌のゴリラ「ハナコ」(推定42歳)が25日、死んだ。

 病死とみられるが、詳しい死因は不明。人間でいうと60歳以上だった。これで全国の動物園などで飼育されているゴリラは27頭、同センターでは夫の「2代目タロウ」(35歳)だけになった。

 発表によると、飼育主任が同日午後2時半頃、屋外運動場で倒れているハナコを発見。獣医師らが心臓マッサージなどをしたが、回復しなかった。アフリカ生まれのハナコは1歳頃、輸入された。1980年に繁殖のため、茨城県の日立市動物園から同センターへ移されたが、出産には至らなかった。おっとりとした性格で、女性に人気があった。

 同センターの加藤章園長は「姉さん女房で、タロウのいたずらをたしなめることもあった。センターを代表する一頭だっただけに残念」とがっかりしていた。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090227-OYT1T00694.htm