無職女性の遺体を高知市内の竹やぶに遺棄したとして、高知県警は27日、同県須崎市多ノ郷甲、無職坂本孝生(26)、高知市一宮しなね、パチンコ店員松本俊成(27)の両容疑者を死体遺棄容疑で逮捕した。
うち1人が殺害をほのめかす供述をしており、県警は高知南署に捜査本部を設置、司法解剖して死因を調べる。
発表によると、両容疑者は共謀、今月4日頃、高知市久礼野の竹やぶに、同市神田、無職中村美智子さん(27)の遺体を車で運び、穴を掘って埋めた疑い。
中村さんは一人暮らし。今月2日夜に知人と電話したのを最後に連絡がつかなくなり、5日に母親が同署に捜索願を出していた。中学の同級生だった松本容疑者らから事情を聞いたところ、2人とも容疑を認め、坂本容疑者の実家裏の竹やぶから26日深夜に供述通り遺体が見つかったため、逮捕した。坂本容疑者は松本容疑者の中学の後輩だが、中村さんとは面識がなかったという。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090227-OYT1T00257.htm