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2009年02月27日(金) 01時33分

「東京スカイツリー」青みがかった白、下町の空に映える色読売新聞

青空に溶け込むスカイツリーホワイト(完成予想図)=東武鉄道提供

 東京都墨田区に建設中の新タワー「東京スカイツリー」の色が、青みがかった白に決まった。建設する東武鉄道が26日発表した。

 新タワーの色は日本の伝統色で最も薄い藍(あい)染めの色である「藍白(あいじろ)」がベースとなっており、「スカイツリーホワイト」と名付けられた。

夕焼け空に溶け込むスカイツリーホワイト(完成予想図)=東武鉄道提供

 航空機から見づらい高さ60メートル以上の鉄塔や煙突は、航空法で紅白の塗装を求められる場合があり、同法施行前に完成した港区の東京タワーも、旧運輸省の要請で紅白塗装が施された経緯がある。

 新タワーは高さ約610メートルあるが、ストロボのように明滅する高光度航空障害灯を28機設置するため、国土交通省が独自の色に「お墨付き」を与えた。同鉄道では「下町の青い空に映える色」としている。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090226-OYT1T01095.htm