東京都墨田区に建設中の新タワー「東京スカイツリー」の色が、青みがかった白に決まった。建設する東武鉄道が26日発表した。
新タワーの色は日本の伝統色で最も薄い藍(あい)染めの色である「藍白(あいじろ)」がベースとなっており、「スカイツリーホワイト」と名付けられた。
航空機から見づらい高さ60メートル以上の鉄塔や煙突は、航空法で紅白の塗装を求められる場合があり、同法施行前に完成した港区の東京タワーも、旧運輸省の要請で紅白塗装が施された経緯がある。
新タワーは高さ約610メートルあるが、ストロボのように明滅する高光度航空障害灯を28機設置するため、国土交通省が独自の色に「お墨付き」を与えた。同鉄道では「下町の青い空に映える色」としている。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090226-OYT1T01095.htm