福山市議会は26日、定例会を開き、会期を3月23日までの26日間と決めた後、総額1594億3200万円の2009年度一般会計当初予算案など48議案を上程した。
羽田皓市長は提案理由の説明で、鞆港埋め立て・架橋計画について「認可が得られるよう国に粘り強く説明し、事業の実現、推進に取り組む」と従来主張を重ねて強調した。
新年度予算以外には、鞆の浦と仙酔島を結ぶ市営渡船「平成いろは丸」の建造費や発光ダイオード(LED)照明の街路灯の整備費を盛り込んだ08年度の一般会計補正予算案85億400万円は予算特別委員会に付託。27日に採決する。