廿日市市四季が丘の私立くすのき幼稚園で昨年11月、滑り台付きの遊具で遊んでいた、同市四季が丘上、会社員野田達司さん(40)の次女で年少児クラスのかりんちゃん＝当時(3)＝が、手すりに引っ掛かった上着で首が絞まり亡くなった事故で、廿日市署は26日までに、安全への注意を怠ったなどとして女性園長(77)ら関係者を業務上過失致死の疑いで近く書類送検する方針を固めた。
これまでの調べでは、事故は昨年11月20日午後零時40分ごろ発生。かりんちゃんは、着ていた毛糸のポンチョが滑り台上部の手すりに引っ掛かったまま滑り降りようとして服で首が絞まり、９日後に亡くなったという。事故当時は昼食後の休憩時間。園長らは園児の安全への注意を怠った疑いが持たれている。