広島銀行(広島市中区)は26日、犬や猫などが病気になった際に診療費の一部が支払われるペット保険の取り扱いを3月2日に始めると発表した。銀行がペット保険を扱うのは全国初という。
銀行窓口での保険販売が2007年に解禁され、各行は医療保険や自動車保険などに参入。競争が本格化する中、広島銀は「より幅広いニーズに応え、顧客との新たな接点をつくりたい」としている。
ペット保険で国内最大手のアニコム損害保険(東京)の1商品を扱う。犬、猫、鳥、ウサギ、フェレットが対象。病気やけがで動物病院に通院すると、診療費の半額が支払われる。保険料はペットの種類や年齢で異なる。ペットブームの中で普及が進むとみて、広島銀は今後3年間で3万5000の契約を目指す。