三次市大田幸町の三次青陵高の生徒が、三次町の市文化会館で研究発表会を開き、地元の中学生や教育、企業関係者に研究の成果を披露した。1—3年の8組が、ボールを運搬するロボットを実演したり、企業研修の成果を発表したりした。インターネットや携帯電話を使った警報装置やロボットの遠隔操作は、中学生たちの視線をくぎ付けにしていた。
仲間2人とユニバーサルデザインについて調べた3年の砂川隆司さん(17)は「多くの人が使いやすいユニバーサルデザインを広い範囲で使ってほしい」と感想を述べた。
【写真説明】参加者の遠隔操作で動くロボット