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2009年02月27日(金) 09時59分

工場内で基準上回る放射線中国新聞

 岡山労働基準監督署は26日、国の基準を超える放射線が検出される恐れがありながら管理区域を設けなかったなど、労働安全衛生法に違反したとして、二酸化チタン製造業のテイカ岡山工場(岡山市西幸西)に業務改善を指導した。

 岡山労働局などによると、1月末の調査で工場内の2カ所から国の基準(1時間当たり換算2.5マイクロシーベルト)を超える同3.44マイクロシーベルトのガンマ線を検出。原料に含まれる放射性物質が製造過程で配管に付着するなどしたとみている。作業員らの健康被害の報告はないという。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200902270023.html