東広島市豊栄町のトムミルクファームが、搾りたての牛乳で生キャラメルを作り、販売を始めた。加工品にして付加価値を付け、牛乳の消費量の増加にもつなげる狙い。
味はミルクと抹茶の2種類。口に含むとさらっと溶け、牛乳の甘みがふわっと広がる。1箱5個入り420円。同ファームで1月下旬から販売している。1日の生産数は計約50箱。自家製の牛乳を使い、昨年11月下旬から試行錯誤を重ねて開発した。購入した客の評判もよく、沖正文社長(49)は「牛乳の良さをしっかりPRしたい」と話している。
【写真説明】搾りたての牛乳で作った生キャラメルの抹茶(左)とミルク味